今回は、子宮内避妊用具IUDについて解説をさせていただきます。
<特徴>
毎日避妊することを考える必要がなく、女性主体で避妊を行うことができます。
出産経験があり、長期の避妊を希望する女性に適した避妊方法。
<効果>
IUDは、他の避妊方法(コンドーム等)と比べ、高い避妊効果があり、装着後すぐに避妊効果を得ることができます。
<実際の装着>
IUDは、生理が終わって1週間以内に装着しなければなりません。
生理後1週間を越えてしまうと、内膜が厚くなりIUDが子宮内より剥がれ落ちる可能性があります。
IUDの装着後は次の生理が来た後に、子宮内の位置を確認を行うために再度受診していただきます。
<期間>
交換期間は、1年半〜2年以内。この時期を経過した場合は、新しいIUDに交換をしてください。
<費用>
・装着時 3万円位
(装着後の次回検診は、保険が適用されます)
・はずす時 正常の場合は1万円位
(IUDが癒着してしまった場合は、別途料金発生)
<気をつけていただきたいこと>
IUDは、一度挿入すると「一生いれていて大丈夫」と思っている方はいらっしゃいませんか?
大きな間違いです。
IUDの本体はプラスチックでできていて、紐の部分は釣りのテグスに似た感触になっています。IUDの紐は、膣内にぶらさがっている状態で、性交による雑菌、お風呂や海にはいっても雑菌にさらされています。
IUDの紐はタンポンの紐に似ています。これなら、イメージができますよね!
IUDの交換をしないと・・・・
雑菌が子宮内部にはいり子宮内膜炎になります。
その後、卵管に雑菌が入り卵管閉塞になる危険性があります。
雑菌はとどまることをしらず卵巣へと入り、骨盤まで菌が届きます。骨盤に雑菌がはいることにより腹膜炎になります。骨盤に雑菌が入ったあとは、腸・肝臓・膀胱と雑菌が入り込みます。
雑菌が感染した時の症状は、腸炎と似た症状になり「発熱」「腹痛」がおきます。
IUDの交換時期は、1年半から2年ですのでこの時期は必ずお守りください。
閉経された方は、はずすことをすすめています。
メンテナンスをお忘れなく。