不正出血とは次のような状態を指します。
1.生理が10日以上続いている場合 (量は少量でも不正出血です)
2.生理日以外の出血(排卵日前後の出血は大丈夫です)
不正出血の原因を考える場合は次の2つが前提になってきます。
1.妊娠
2.妊娠以外
1.妊娠の場合の不正出血は、流産、子宮外妊娠が考えられますのですぐに産婦人科の受診をしてください。
2.妊娠以外
妊娠以外の時は、次の3つのことが原因の可能性があります。
(1)悪性腫瘍
・子宮体癌
子宮癌で子宮の奥にできる癌です。
子宮内膜細胞が女性ホルモンの過剰のため異常に増殖しだすと癌に
変化して行く と考えられています。
・子宮頚癌(けいがん)
子宮がんで子宮の入り口にできる癌です。
性交によって感染するヒトパピローマウイルスの感染や喫煙が大きな
原因です。子宮頚癌はコンジローマ・クラミジア・ヘルペス・淋菌・梅毒
などの性交感染症と同じと考えられます。
(2)ホルモンバランスの異常
排卵日前後の不正出血はあまり問題がありませんが、
それ以外の時期に出血が起きた場合、一時期的に生理が止まらない場合、生理が1週間以上続く場合はホルモン異常が原因による出血と考えられます。ピルを飲むことによりホルモンバランスが正常になりますのでお気軽にご相談ください。
(3)子宮内膜症・子宮筋腫
卵巣・子宮の充血が不妊の原因になり不正出血がおきます。
子宮内膜症・子宮筋腫になると生理痛・性交痛の痛みもあります。
当院に来院された患者様の場合8割の方が(2)のホルモンバランスの異常による不正出血が原因でした。ピルの投薬により不正出血が改善されています。
不正出血・生理痛は我慢は禁物です。
新学期・就職・転職・失恋・・・・などの環境の変化により女性の体はデリケートに反応します。
生理痛の時に鎮痛剤を飲んで我慢をしていても症状は改善されません。
産婦人科が苦手・・・できることなら行きたくない〜と思われて我慢して方
気軽な気持ちで一度お起こしください。私、加藤が少しでも患者様の状態を和らげるように努力いたします。